宮間あや選手&なでしこジャパン応援ブログ

なでしこジャパン、岡山湯郷Belle、宮間あや選手の応援ブログです。

2012年09月

「がけっぷち上等!なでしこは泣いて笑って強くなる」早草紀子著 感想

今日発売の新刊を読了。ロンドン五輪はもちろん、ワールドカップ、なでしこフィーバー、そして昔のなでしこにも触れられた一冊でした。
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実は、わたし自身、ワールドカップからのファンだから、じゅうぶんにわかなでしこファンの部類に入るんですが、

選手たちの本当の姿と、メディアが伝える姿に距離があることはなんとなく感じていました。


大好きな宮間あや選手だけを取り上げて考えても、

人格者であることは間違いないだろうし、とてもクレバーで深い懐を持った選手であることも間違いないんだろうけど、

それと同時に、あやちゃんてまわりの人間に厳しい面もものすごく持っていると思う。


最近はスポーツでさえも、メディアの力で簡単に感動秘話をつくりあげられてしまうけど、

この著作は、ありのままのなでしこの姿をとらえていて、必要以上に盛り上げない、淡々と描き出すことで、かえってなでしこのチームに何が起こって、選手たちがどうやって絆を深めて、チームになっていったかがよくわかりました。

さすが、18年?19年?なでしこを追ってきた人の著作だな~、と思いました。


他の媒体では読めない情報、選手の言葉、普段の姿がたくさんつまっているので、なでしこファンはぜひ読んでみてほしい一冊だな、と思いました。

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きのうの、INAC対伊賀戦。

わお!なでしこリーグカップが、BSで放送されているー。


そんなわけで、日曜の昼間っから観戦した昨日でした。

INAC布陣でびっくりしたのが、川澄選手がサイドハーフだったんですけど、

右だった。


ということですよ。


解説の日々野さんいわく、星川監督の狙いとしては、右サイドバックの近賀選手と川澄選手を組ませて、1+1=3の効果を狙いたい、ということです。


所属チームで右の連携が機能したら、なでしこにとってもアツいじゃない!


・川澄ちゃん、速い~

・高瀬のゴール、豪快!

・INACはやっぱりうまいし連携もきれい。


というのが素人目の感想です。

なんとなく思いますが、


近賀・川澄のスタミナコンビ、いいんじゃない?もっと見たい!


そして。

女子サッカー面白いなあ。変な言い方、というか失礼な言い方だけど、こんなに観戦していて面白いものだと思わなかったので、意外な発見でした。


来週の決勝も、BSで放送があるようなので見ようっと。


・・・・というか、オールスターは放送しないの?!CSだけって・・・

あやちゃんが見たかった・・・・!


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宮間あやの、右SHへのコンバート

ロンドン五輪直前までの布陣では、ツートップに大儀見、川澄、

中盤は左に宮間、右に大野、ボランチに澤&阪口選手でした。


たしかにツートップのふたりはイマイチ合わないな~って印象だったし、

大野が右で生かし切れてない感じはしてました。

でも、ふたを開けてみれば、五輪本番は、ツートップに大儀見、大野、中盤は左に川澄、右に宮間選手に変更されてました。


この布陣はあたりだったのか、ハズレだったのか??


宮間ファンからいえば辛いですが、当たりだったんじゃないかな。


カナダ戦の一点目(澤―大野ー川澄)なんて、INACの連携が生きた一点だし。

左サイドバックの鮫島はたぶんどのチームにも狙われていて、同じ左サイドに運動量のある川澄ちゃんを持ってきたのは、正解だとも思う。


でも、宮間ファンとしては、オリンピックの舞台で宮間あやが生かしきれていなかったのが、見てて辛かったデス。。。


佐々木監督は、宮間がフィットしきれていないのはわかっているけれど、
チーム全体のバランスから考えると、それがベストだと判断したんだろう。


宮間選手は、ふだん見られないパスミス、ボール離れの悪さが目立ってしまうことが多かったのです。

わたしも、女子サッカーを見慣れていないのであまりわからなかったんですが、


体力や力で劣る女子の場合、ディフェンスラインが全員右利きだと、どうしても左にボールが流れがちになるんだそうです。

つまり、左ハーフだと苦も無くボールが回ってくるけれど、右だと左からのサイドチェンジで回ってきたり、回ってくるまでに時間がかかることで、左とは回ってくるタイミングも頻度も大きく違うのだとか。

慣れないポジション、左とのタイミングの違い、そしてすでに始まっている五輪。
自分の力を出しながら、チームもまとめていかなきゃいけない。大変だったと思います。


サッカーダイジェストのインタビューを見ていると、

「右のコンバートに関しては、・・・・5年後くらいに話します」

って言っていました。

少しだけでも、と言われても、語らなかった宮間あや。

インタビュアーの早草さんが、

「右に回ってくるまでに時間がかかって、回ってきたときにはあったはずのパスコース、いたはずの仲間がいない。でも短い期間でアジャストさせていかなくてはならない。そんななかで思ったことは?」

(正確じゃないけど、そんな文脈)

と聞いた質問に対しては、

「今、そういうふうに言ってもらえてうれしかった。言えることはそれだけです」と。


それだけ、思うことはいろいろあったんだろうと思います。


5年後っていうのは、たぶん適当なんだろうけど思うけど、

いつか・・・・前向きな文脈で語れるようになったとき、話してくれるのかもしれない。


自分の言葉の取り上げられ方や、影響力を知っているからこそ、語らないのかもしれない。


いつか宮間あや自身から、このオリンピックでのプレーを振り返った言葉を聞きたいなと思います。

願わくば、前向きな言葉でね。


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「すべての感情をサッカーからもらっている」

いつかのすぽるとでの特集で、話していた言葉です。


宮間あやのサッカーの経歴っていうはちょっと特殊で、


ベレーザに所属していた高校時代。
そこには、いろんな事情があって・・・

結果、高校の途中で退団して、湯郷ベルに所属して。
普段の練習は高校の男子サッカー部でやって。

選手として成長したあとは、海外にも挑戦したけれど、
移籍したチームは、資金難で解散。
さらに移籍したチームも、またまた解散。
2シーズンで3チームを渡り歩いた宮間あや。


そんな彼女が、そんな自分のサッカー人生を振り返りながら、
さりげない文脈で語られていた言葉がとても印象的でした。


サッカーに、地獄に突き落とされるときもあるし、幸せをもらうこともある・・・

すべての感情をサッカーからもらっているように思います。


と。


この人はきっと、すべての感情をサッカーからもらって、

すべての感情をサッカーに向けるんだろうな、と思うのです。


永遠のサッカー小僧っていう言葉が、これほど似合う人はいない。


オリンピックのアメリカ戦のあとの号泣を見ていて思いました。


やりきっていなければ、あんなに泣けない。
少しでも手を抜いていたら、あんなに泣けない。

自分をかけて、できることをすべてやってきた人こそが流せる涙ってあると思う。


同じ番組で語っていたのが、「選手がサッカー中心の生活を送れること」の大切さ。
それを実現できるようにしたいと。
今は、仕事をしながらサッカーをせざるを得ない人がほとんどですからね。


女子サッカーがこれだけ注目を浴びて、最近はだんだんとその流れを引き寄せつつある、と思う。


でも、その先駆者である宮間あやは、とにかく今注目を浴びる存在だから、苦労も多いだろうと思う。


「先輩たちが、サッカーが注目されない環境をなかなか自分たちだけでは変えられなかったように、今の環境(注目されている環境)を私たちが変えることもできない。自分で自分たちを守れるようにならなければと思う」

とも、インタビューで語っていた宮間選手。


ただただ、サッカーが好きな彼女の心が、過度な注目でゆがめられてしまいませんように、

傷つきませんように。

と、自分を棚にあげて(自分も勝手に注目してるひとりだから・・・)


思ってしまう、今日このごろです。

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