どんなタイトルなんだって思いましたが(笑)


前から読みたいなーと思っていたんですが、時間なくて読めなかったんです。



スポットが当たっているのが、阪口夢穂。
宮間ファンではありますが、みずほちゃんもすごく好きな選手なので、一気に読んでしまいました。


内容は、阪口選手が代表入りしたルーキーの時代から、澤さんと組むボランチに抜擢されたころの話、北京オリンピック、その後の怪我を経てのドイツワールドカップ、ロンドンオリンピックとかなり充実した内容。


阪口選手を中心とした話ですが、その中にはもちろんその時代のなでしこジャパンの面々が出てきます。
池田さんや加藤さん、もちろん澤さんやあやちゃんも。


何気にすごく内容が濃くてびっくりしました。


みずほちゃんの魅力といえば、人を食ったようなテクニックや言動、それでも決して「それだけじゃない」選手なことが、プレーを通してはっきり分かること。


そんな彼女の軌跡がよく分かる本だなぁと思いました。
こういう本を出されること自体、みずほちゃんにとっては「なんの罰ゲームやねん」みたいな感じなのかもしれないなーと思います(笑)


ロンドンオリンピックの決勝、途中交代となった阪口選手は、あの笑顔あふれる表彰式でもくやしさがにじみ出てました。澤さんやあやちゃん、大儀見選手はたくさんメディアでも取り上げられてたけど、阪口選手は比較的取り上げられることが少なくて。そのときのことも、かなりページを割いて、話した言葉が紹介されていて読み応えがありました。


なでしこ好きの方には読んでほしいなーと思います。



最後に、宮間ファンとしてのツボ。

みずほちゃんがかなり悪質なファールで倒されたとき、あやちゃんが相手選手の前に立ちふさがって「てめえ!ふざけんな!」って、通じないのにめっちゃ日本語で怒鳴りつけたってエピソードがツボでした。


今はキャプテンだしもう少し穏便に怒るんでしょうが、なんか、らしいなーと思いました。


以上、今日はなでしこ本感想でした~


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