ジャパン快進撃!・・・ということで、いっちょ乗っかって更新してみようかな~と出てまいりました。


・・・そもそも、付き合いたての彼氏に、真冬の花園へ連れていかれたのは8年前くらいのことでした。高校ラグビー観戦。そのままその彼氏は夫になったので、我が家ではラグビーの試合を非常によく見かけます。


見かけますっていうのは、応援してるわけじゃなくテレビでついているのを流し見る程度だから(まじめに応援してるの今回はじめて)。むしろプレーじゃなく筋肉をメインに見ている始末。よって、歳月が流れても私の知識はユルいままなのですが、まあ初心者に毛が生えた程度の人が好き勝手にラグビー見てると思ってユルく読んでくださると幸いです。


というわけで、今回の更新は宮間&なでしこファン的、ラグビー観戦事情です。
宮間ファンは、こういうとこ注目してみてはどーですかー?という、オススメ的な。



まず見たいのが司令塔ポジション

私はあや好きが高じてしまって、どの競技を見ても「宮間さんっぽい立ち位置の選手」とか「8番」をチェックしちゃうんですが(末期)、ラグビーで宮間さんっぽい立ち位置のポジションは、9番と10番。スクラムハーフとスタンドオフ。

特徴としては小柄、すばしこい、試合を俯瞰できる、戦術に長けていてラグビー脳が高い、そんな選手が多いです。わー、あやちゃんぽーい.。゚+.(・∀・)゚+.゚

ラグビーの司令塔は、サッカーよりももっと権限が大きいようなイメージです。密集戦で押すのかバックスが走るのかキックで稼ぐのか、攻め方の判断はこのポジションがしますし、ゲームはほとんど9番と10番、そして12番あたりがつくる。

ボールに触る回数も多いポジションです。いわゆる「花形」なので、素人が見てても面白く、玄人からの評価も高いって感じで・・・まぁ女子サッカーに例えると宮間さんなポジションなのです。

日本では、田中選手と小野選手がこのハーフ団を組むことが多いです。あと立川選手とか。あやさん好きの方は、まずこのへんの選手に注目してみてはどーでしょう。



名前だけで気になるポジション名「ナンバーエイト」

ラグビーは背番号=ポジション名です。ポジションどこー?っていうと、本職12で10もできるよ、みたいな言い方します。それにしても、このポジション名は宮間ファンにとってはちょっと特別ですよね♡10番をナンバーテンとはいいませんし、5番をナンバーファイブともいいません。8番がナンバーエイト、だけです。

なんだか特別に感じてしまうこのナンバーエイトですが、ラグビーでもとっても重要なポジション。ちょっと宮間さんとは役割が異なりますが、センターラインに位置して、スクラムの最後尾で、ボールに触る機会も多い。あっちこっちでタックルしなくちゃいけないですし、ライン突破役としての力も大事です。マフィ選手が注目されてますが、ペネトレイターとしての力というか前進力というか。凄くてかっこいいですよね。

ナンバーエイト含む、6、7、8のポジションはけっこう要というか、玄人好みっていわれます(8はわりと目立つけど)。



すごい精度のプレースキッカーと聞くと、どうしても気になる。

精度の高いプレースキッカー、っていうと、どうしても気になってしまうって方は多いハズ!五郎丸歩選手。五郎丸ポーズ、我が家でもにわかに流行っています。

キックが注目される五郎丸選手ですが、彼のポジションはフルバック。フルバックってサッカーで例えると(ぜんぜん違うスポーツなのでサッカーで例えること自体がナンセンスなんですが)キーパーとか最終ラインの一番重要な選手って感じでしょうか・・・トライをとるフィニッシャーになることもあるんですが、「最後の砦」としての性格の方が強い。

フルバックは「自分が抜かれたらトライを取られる」というポジションなので、責任感が必要で、軽いプレーをする選手はここにはつけません。

最近ラグビー見始めた方なら、スコットランド戦前半終了間際のタックルって覚えてますか?「このトライ取られたら後半はもう駄目かも」ってくらいの点差での、トライ寸前、タッチライン際でのタックル。なんだか、プレースキックが注目されがちな五郎丸選手ですが、真骨頂はああいうプレーです。これは夫解説ですが、あのタックル逆ヘッドっていって、あれやるの、ものすごく怖いそうです。


好きな選手っぽい立ち位置の選手に注目してみる。

なんとなく応援してる段階からもう一歩面白くなるのは、やっぱり「人」を見るようになってからかなーと思うんです。わたしはそうです。

こういうのって邪道な見方かもしれませんが、ラグビーのポジションの役割を知りつつ、女子サッカー好きなら、好きな選手っぽい選手を探してみたりすると、選手もすぐ覚えられるし、ポジションの役割もよく分かってくる…ような気がします。

たとえば川澄選手だとラグビーで言えばウイングっぽい。11番か14番。快足で、フィニッシャーで、どちらかというと使われる側。阪口選手とかだと、その存在感は「いないとゲームが成り立たない」フランカー、6番とか7番っぽい。あんまり目立たない黒子役だけど、全ての密集戦にいるくらい体張ってて、とにかく攻守のあちこちに顔出してる汗かき役。

そんな風に見てて、好きなラグビー選手ができてきたら、きっともっと観戦は楽しくなりますよね♡



以上、そんな感じでラグビーも見てます最近。という話でした。



ちなみにうちの夫は14番だったそうですが、色黒で足が速かったので、ついたあだ名が「黒い彗星」だったそうな。それ、わたしの生まれ育った家ではGの隠語でした。と、どうでもよい話。



新国立競技場関係のゴタゴタでは、きっとラグビー関係者は「軽んじられることの悔しさ」を感じたんじゃないでしょうか。あの巨額を見ちゃうと計画見直しは当然といっても・・・ねぇ。

あのあとだけに、今の活躍には勝手に胸アツです。
盛り上がるといいですね、ラグビー。