(最初にアップしたのワールドカップ直後なんですが、心に残った言葉をこそっと追記していってます)
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宮間選手が好きでブログ書いてますが、わたし実はサインなどは一枚も持っていません。ご本人と話してみたいですが、緊張するじゃないですか!!というわけで一歩が踏み出せないままに四年ほど経過・・・時間的にファンサ厳しいってのもあるんですが、そもそもどんだけヘタれてるのか、自分。
間近で対面するのは緊張するけど「近くで話してるところを見る」くらいが一番望むことでして。たとえばコーヒーをゆっくり飲みながら、至近距離で福ちゃんと話してる姿が見れるカフェがあったら、大金積んででも行きますねぇ・・・
「あやカフェ」できないかなー。
億パーセントできないと思うけど・・・・
そんなことを近所の猫カフェなんぞに行ったときに思いました。
あやロスが見せる幻想・・・
さてさて。
宮間選手の「珠玉の言葉」。個人的に好きなものをまとめてみます。
「てめえっ、ふざけんな!」
北京の前くらい、まだ若い頃の言葉。阪口選手が危険なバックチャージで倒されたとき、相手選手の前に立ちふさがって言ったそう。相手はオーストラリア。日本語なので通じなかったそうですが、友情にアツくて若いところがなんかいいなぁと思って、選出。
―――「蹴る女 なでしこジャパンのリアル」より
「あんたが傷ついているときに、お祝いなんてしたくない」
2011年、ワールドカップ決勝のアメリカ戦後。歓喜する仲間たちに加わらず、相手チームのアメリカ選手たちに敬意を表した、というのは有名な話ですが。そのときにアメリカのGKホープ・ソロに言った言葉だそう。
もちろん一緒に戦った仲間のことは大切にしてる宮間さんですが、相手国の友人も思いやるのが、やっぱりとても素敵です。
―――「ソロ 希望の物語」より
※この本読むと、ワンバックやっぱりいい人だなと思います。
「ここからの6試合、お互いのために戦おう」
ロンドンオリンピックのときの円陣での言葉。がけっぷち上等に載ってたのは、「みんなそれぞれに大切な想いがあって、大切な人もいる。ここからの6試合、ここに立てなかった人、大切な人、そして、お互いのために戦おう」でした。
「誰かのために」が一番大きな力になる。宮間あやの信念だなぁと思います。
―――「がけっぷち上等!」より
「今日の自分は昨日の自分より上手い、と思って、毎日グラウンドを出られるように練習しているだけです」
何気ない言葉ですが好きです。毎日少しでも上積みをする。昨日の自分より少しでもうまくなる。そんな積み重ねを続けているんだろうなと・・・なんか宮間さんの考え方って、「日本人の成功法則」を凝縮してる気がします。
―――サムライサッカーキングより
「自分の強みは、ハードワークだと思っている」
インタビューで「自分の強みはパスだと思っている?」に「NO」と答えたときの言葉。あれだけの選手が「強みはハードワーク」っていうのがスゴイんですって。
実際、カナダ決勝で、あれだけ精度高いクロスを連発しながら全力で守備に戻る姿、それだけで泣けました・゚・(ノД`;)・゚・
―――出典わすれた。何かのインタビューで
「ワールドカップに変わるものは、何もない」
カナダワールドカップ後の帰国会見で。「ワールドカップを逃したが、代わりに得たものは?」っていう質問だったかな・・・たぶん、質問者の意図としては、チームの絆や仲間っていう答えを期待したんだと思いますが。なんとなく「らしい」答えだなと思って印象に残っています。
・サッカーに対する真摯な向き合い方
・結果を受け入れる潔さ
・予定調和を嫌う天邪鬼さ
なんだか宮間さんらしさが凝縮されていて、カナダ大会で一番好きな「言葉」になりました。言葉力であったりムードメーカーであったり、宮間さんにはたくさんの魅力がありますが、やっぱりプレイヤーとしての宮間あやが、私は一番好きだなと思います。
―――カナダワールドカップ 帰国後会見にて
「女子サッカーを文化に」
W杯決勝を前に、「頂点に立ってからがスタート」と語ったことの真意を聞かれての言葉。「女子サッカーをブームではなく文化にしたい。もう一度頂点に立つことで、そのスタートが切れるのではないかと思う」と。
・・・サッカー応援してて思うことですが、サポーターがどれだけがんばって支えようと、一緒に戦っているって気持ちでいようと、結局、直接戦うのは選手。でも、だからこそ、一緒に戦っているって思わせてくれて、支えさせてくれる選手って愛される。
この「女子サッカーを文化に」っていう言葉の「巻き込み力」は半端ないなぁと思います。関係者やサポーター、代表じゃない選手も、「自分に何ができるのか」って考えさせる言葉だったなと思って、凄いなぁと思っています。
ある意味、女子サッカーが目指すべきビジョンを作った言葉じゃないかと。
―――カナダワールドカップ 決勝前の会見にて
「今日は誰かのためじゃなく、まず自分たちのために、大好きなサッカーをやろう」
リオ五輪アジア最終予選。敗退が決まった後の第四戦、ベトナム戦に向けての言葉。
なんかもうこの言葉だけで胸が痛くて仕方ないんですが。チームのために、メンバーのために、何が必要なのか考え抜いたんだろうなぁと思ってしまって(;_:)
―――スポーツナビのコラム より
「一人では背負ってないので、私たちはチームなので」
リオ五輪アジア最終予選、最終戦の北朝鮮戦後のインタビューで「宮間さんが一人で背負っているように見えてしまったんですが、辛くなかったですか」という質問に対しての返答。
その質問どうなんだって思ったんですが、清々しいほどに全否定の一刀両断!で宮間キャプテンとてもかっこよかったので印象に残っています。
―――北朝鮮戦後のインタビューにて
そんな感じで、個人的な趣味でピックアップしてみました。
宮間さんが出てる番組や雑誌、ぜんぜん全部見れてませんし、ドイツ大会からのゆるファンなので、超ステキな言葉の取りこぼしは大いにあると思いますが。
また、印象に残った言葉があったら追記していくと思います。
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L宮間あや-名言-
カナダワールドカップ(関連)で、心に残った言葉たちを集めてみました。
アタマがカナダから帰ってこれない人のみ、おつきあいください。
「ここから這い上がってみせる」――宮間あや
9位に終わったアルガルベカップ終了後の言葉。
「体を張りたい」――澤穂希
(C)NHK-BS
W杯の抱負を聞かれたときに答えた言葉。守備ではしっかり体を張りたいと。
これだけのレジェンドが「体を張りたい」って言うことの凄さ。
「このチームで、あと二試合戦える」――岩渕真奈
(C)NHK-BS
オーストラリア戦の得点に関するコメント。
岩渕選手が「準決勝に進める」ではなく「このチームであと二試合戦える」と表現したことがなんだか、素敵なことに感じたんです。敗戦は、「=チームの終わり」ですからね。
「私をバンクーバーに連れていって」――安藤梢
(C)NHK-BS
ほんとにこのとおり言ったのか?と若干思いますが(笑)
振り返って考えると、初戦を勝ち切れたのが、勝ち進む上で大きな鍵だったと思うので、安藤選手の貢献ってはかりしれないと思うんですよね。
そして、「あんくま」はある意味、今大会のシンボルに(笑)
「あの瞬間を変えられるなら、何でもする」――ローラ・バセット(イングランド)
スポーツを愛する人なら、きっと彼女を応援する気持ちでいっぱいでしょう。
最終的には、イングランドが三位決定戦で勝って銅メダルを獲得し、浄化されたような表情をしていたのが印象的でした。
良かったな~なんて、その時はのんきに思ってたんですが。今は似た境遇に置かれて、敗戦のまま大会を終えることになった日本のDFリーダーが心配です・・・きっと同じことを思っているだろうから。
「頂点に立ってからがスタート」――宮間あや
(C)NHK-BS
え、ハードル設定高すぎやろ。
と、最初聞いたときは驚きました。だって、「結婚はゴールか、いやスタートだ」とか言ってる一般人がゴミみたいじゃないですか、W杯連覇をスタートとか言われたら。
まさか、その後に深い「真意」が語られるとは思いませんでした。
「女子サッカーをブームではなく、文化に」――宮間あや
(C)NHK-BS
こういうことだったのか、と。
この言葉、すでにサッカー界では広く知られたのでは。
なでしこのメンバーや関係者はもちろんのこと、若い選手、サッカー少女、元選手、そしてサポーターやマスコミ関係者に至るまで、「自分にできることってなんだろう」と考えた人も多かったんじゃないでしょうか。とても影響力のある、強い言葉だったと思います。
宮間選手の言葉って力があるので、いつか本当に流行語大賞になる言葉を繰り出すんじゃないかと心配です←うっかり受賞しちゃったら本人、あらゆる意味で不本意そう
「悔しさしか残ってないです」――岩渕真奈
(C)NHK-BS
熊谷選手とずっと同室だったという岩渕選手。これ、未来のキャプテンと10番かなと私は思ってるんですが。
なでしこのキャプテンも10番も重い役割ですが・・・どれだけ重くても、誰かが持たなきゃいけないものですからね。
「澤さんにもあやさんにも、ワールドカップを掲げてもらいたかった」――鮫島彩
本当にそう思います・・・・。
「いい意味で変な集団」――大儀見優季
(C)NHK-BS
どんなチームでしたか、と聞かれたときの言葉。
今大会、チームを本当に大事に思っていたことが伝わる、大儀見選手の戦いぶりでした。
宮間さんとともにフル稼働でしたが、まだまだアスリートとしても、人間としても進化していくんだろうなと、今もなお楽しみです。
「良い出会いがありますよーに♡」――阪口夢穂
帰国後のNEWS ZEROの一コマ。七夕にちなんで短冊に願い事を書いた選手たち。
有吉選手が「リーグ優勝!!」など発表する中、「もう27なんで焦ってるんで~」と。
帰国後の生出演でそんなこと言ってるところがあまりに「らしくて」。知れば知るほどクセになる選手・・・それが阪口夢穂かもしれません(笑)大好きです。
以上、個人的に心に残った言葉たちのまとめ、でした。
とりあえず、このへんでW杯関連の更新はひと段落しようと思います。
(・・・といいつつ、サカマガ臨時増刊号とか買い込んできてるので、また更新してるかもしれませんが)
拙いブログではありますが、ワールドカップ期間中、読んで下さった方、コメントで感想を共有してくださった方、とても励みになりました。
まだまだなでしこは続きますし、このブログも、誰にも求められてなくても勝手に続くんですが(・∀・)なんとなくお礼を言いたい気分になりましたので・・・・ありがとうございました!
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いつかのすぽるとでの特集で、話していた言葉です。
宮間あやのサッカーの経歴っていうはちょっと特殊で、
ベレーザに所属していた高校時代。
そこには、いろんな事情があって・・・
結果、高校の途中で退団して、湯郷ベルに所属して。
普段の練習は高校の男子サッカー部でやって。
選手として成長したあとは、海外にも挑戦したけれど、
移籍したチームは、資金難で解散。
さらに移籍したチームも、またまた解散。
2シーズンで3チームを渡り歩いた宮間あや。
そんな彼女が、そんな自分のサッカー人生を振り返りながら、
さりげない文脈で語られていた言葉がとても印象的でした。
サッカーに、地獄に突き落とされるときもあるし、幸せをもらうこともある・・・
すべての感情をサッカーからもらっているように思います。
と。
この人はきっと、すべての感情をサッカーからもらって、
すべての感情をサッカーに向けるんだろうな、と思うのです。
永遠のサッカー小僧っていう言葉が、これほど似合う人はいない。
オリンピックのアメリカ戦のあとの号泣を見ていて思いました。
やりきっていなければ、あんなに泣けない。
少しでも手を抜いていたら、あんなに泣けない。
自分をかけて、できることをすべてやってきた人こそが流せる涙ってあると思う。
同じ番組で語っていたのが、「選手がサッカー中心の生活を送れること」の大切さ。
それを実現できるようにしたいと。
今は、仕事をしながらサッカーをせざるを得ない人がほとんどですからね。
女子サッカーがこれだけ注目を浴びて、最近はだんだんとその流れを引き寄せつつある、と思う。
でも、その先駆者である宮間あやは、とにかく今注目を浴びる存在だから、苦労も多いだろうと思う。
「先輩たちが、サッカーが注目されない環境をなかなか自分たちだけでは変えられなかったように、今の環境(注目されている環境)を私たちが変えることもできない。自分で自分たちを守れるようにならなければと思う」
とも、インタビューで語っていた宮間選手。
ただただ、サッカーが好きな彼女の心が、過度な注目でゆがめられてしまいませんように、
傷つきませんように。
と、自分を棚にあげて(自分も勝手に注目してるひとりだから・・・)
思ってしまう、今日このごろです。
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今みても、涙がとまらない・・・。
だってあやちゃんがあんなに泣くんだもん!!
でもね。
このときの言葉が、私は宮間あや一番の名言と思っている。
号泣の理由を聞かれて、すがすがしく語ったあやちゃんの言葉。
このときの表情も、憑き物が落ちたように穏やかで、なんだか神々しいほど。
「私は、人間らしく生きることがすごく素敵なことだと思うので、
悲しいときは我慢せず泣いて、嬉しいときは笑うのが素敵だと思うので、
あのときは悲しかったので涙が出てしまいました。」
「人間らしく生きる」って、宮間あや、ならではの言葉だ。
気遣いの主将として知られるけれど、
摩擦を避けたり、仲を取り持ったりするだけじゃない。
チームメイトと口論するし、要求するし、恐れずにコミュニケーションをとっていく。
それでも、他者をまるごと受け入れて、いつも見守って、チームのために全力を尽くす。
「今でもみんなの顔を見るだけで涙が出そうになるくらい、
みんなのことが大好きです」
帰国後はそんな風に語っていた。
私、あやちゃんが現役でいる間はずっと、ずっと、絶対に応援しつづけるからね。
・・・・と、決意を固めてしまったのでした・・・。
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キックオフ時に、大儀見選手に言った言葉。
大儀見選手が、「はじめてっていつのことだよ?!」と突っ込もうとしたときには、もうキックオフのホイッスルが鳴っていたのだとか。
あやちゃん・・・・ほんと、タラシww
ワールドカップで、ストライカーとしての自分のこだわりすぎて、チームの戦術のフィットしなかった大儀見(当時、永里)。
エースなのに途中交代させられ、その結果、劇的勝利を収めたドイツ戦のあとは、涙にぬれていた。
その大儀見にずっと寄り添って歩いていた宮間あや。
そんな過去を思い出し、なんだか感慨深かったです。
大儀見は、オリンピックでは一皮むけた姿を披露していた。
ストライカーとしてぞんぶんに力を発揮しながらも、
かなり下がってボールを受けてタメをつくったり、
前からプレッシングをかけたりと、チームプレーに徹しているように見えた。
オリンピック中、キャプテンとしていろんなことを背負い込もうとする宮間あやに、寄り添う姿が何度も見られたという。
その大儀見の活躍もあって、たどりついた準決勝の舞台。
その舞台、キックオフのときにそんな言葉を言ったあやちゃんには、本当に恐れ入る。
フランス戦の一点目は、宮間―大儀見のホットラインでしたね。
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